スマホを雑菌の温床にしないためにできること

一説によれば便座の18倍の菌が付着しているというスマートフォン。体の一部と言っても良いほど肌身離さず持ち歩いているからこそ、清潔な状態に保ちたいものだ。そんなスマホを除菌するための正しい方法を紹介していく。


スマホにはどれくらいの菌がついているのか

現代で生きるにあたって、いまや必需品となったスマホ。もはや身体の一部と言っても良いほど肌身離さず持ち歩いている人もいるのではないだろう。しかし、このスマホ、実は菌の温床になっていることをご存知だろうか。

今回は、そんなスマホを除菌するための正しい方法を紹介していこう。

スマホについている菌の数を調査した研究は海外でもいくつか行われているが、そのいずれにおいても多くの菌がついていることが証明されている。一時期、便座の18倍の菌がスマホについているとの発表もあり、日本でも話題になった。

スマホの表面は乾いており、菌が増殖するのに適した場所ではなく、ついた菌も大抵はすぐに死んでしまうとする説もあるが、スマホから大腸菌等が検出されているのは事実であり、安心することはできないだろう。海外では、スマホによって菌が媒介される危険から、病院内での使用を制限する動きもある。

日本でも有名なノロウイルス、インフルエンザウイルスなどをスマホを通してもらってしまうかもしれない。

菌の多い場所で使用している

では、そもそもなぜスマホには大量の菌が付着してしまうのだろうか?以下の三つが主な原因と考えられるだろう。

人の皮脂が菌を育てる

なぜそんなに菌がつくのか

そもそも人の手には多くの菌がついており、スマホを手で扱う以上その菌がスマホに付着することは避けられない。加えて、スマホを使う場所も問題になる。特に問題なのは、近年増えているというトイレ内での使用だ。当然トイレ内には危険な菌が多いが、時間が空いて手持ち無沙汰になることもあり、ついついスマホに触ってしまう。

また電車のつり革に掴まった手でスマホに触れることも危うい行動の一つだ。不特定多数の人がいる電車内にはノロウイルス等の保菌者がいる可能性が高い。そんな中、つり革や手すりを掴んだ手でスマホに触ることで、スマホに菌が付着してしまうのだ

人は常に汗をかき皮脂を分泌している。普段意識すルコとはほとんどないが、それはスマホを触る指先であっても同様だ。この手の皮脂や汗は、菌にとって増殖するための最適な温床となってしまう。
仕方のないことでもあるが、スマホに触るということは、そのまま菌にとって最適な環境を提供し、手助けしてしまっていることになるのだ。

洗浄することがほとんどない

大抵の人は外出後やトイレの後には手を洗い、1日に1度は入浴するなど、人の体は汚れても洗う機会が多い。いつも身体に接している衣服も選択をすることで、ある程度は除菌されている。しかし、常に触れているにも関わらずスマホだけは、日常的に洗浄する機会というのがほとんどないのだ。このため、菌はリセットされることなく蓄積され続けることとなってしまう。

よくある誤った対処法

スマホにはさまざまな菌が付着していることを紹介したが、ここではやってはいけない、いくつかの誤った除菌・掃除の方法を紹介していく。ついついやってしまっていないか、チェックしてみて欲しい。

アルコールで拭く

殺菌・除菌といえば一番に思いつくのはアルコールを含んだウェットティッシュだろう。ドラッグストアやコンビニでも手軽に手に入ることから、ついついスマホを拭きたくなってしまう。しかし、注意したいのはアルコールは液晶部分や、周囲のプラスチックやゴムなどの部分を痛めかねないということ。除菌としての効果は期待できるが、大事な本体を傷つけないよう、アルコールを使うのは避けるか、使うにしても細心の注意を払うようにしたい。

ティッシュで拭く

汚れが目立つので、とりあえず手元にあるティッシュで拭く、というのもやりがちだが実は避けたほうが良い。そもそもティッシュはスマホの表面にとっては目が粗く、これで拭くことで細かい傷をつける恐れがある。また、除菌という視点でみても、ティッシュ自体に除菌効果がないのは上に、皮脂や汗をとるにも、十分な効果を発揮しない。目立った汚れを取るには良いが、除菌という意味では気休め程度の効果しかない。

防水でも水洗いはNG

水をつけて洗うのもNGだ。防水だからということで、洗いたくなるがあくまでもそれはアクシデントの際に防水できるという意味。洗浄可能として売り出されていない限りは、流水の中で激しく洗うことは、故障の原因となるだろう。また、水道水に含まれる塩素などの成分は残留して液晶画面をむしろ汚してしまう可能性もある。

正しいスマホの除菌方法

では、スマホの除菌はどのように行うのが良いのか。早速正しい方法を紹介していこう。

クリーニングクロス

クリーニングクロスは、液晶画面を掃除するのにもっとも適している。ゴシゴシと強く拭く必要はなく、皮脂などの汚れを取るために、撫でるように拭くので十分だ。クロスを繰り返し使う場合には、クロス自体もきちんと洗って、クロスに菌が付着したままの状態にならないようにしよう。

100円ショップで売っているメガネ用のクリーニングクロスが一時話題になったが、安価で手に入れる方法としてはありかもしれない(もちろん使用は自己責任だ)。

スマホ用のウェットティッシュ

ウェットティッシュを使う場合には、スマホ専用のものを使うようにしよう。クリーニングクロスはあくまでも皮脂等の汚れを落とすのがメインのため、除菌効果のあるウェットティッシュで本格的に除菌を行おう。液晶部分だけでなく、裏面や、カバーとの間なども忘れず拭くようにしたい。

接続部分は綿棒を使う

忘れてはいけないのが、スマホの充電ケーブル等をつなぐ接続部分。直接触ることは少ないかもしれないが、たまには掃除をしておきたいところだ。掃除をする際には、綿棒が傷をつけにくくオススメだ。

道具を使うのも一つの手段

Makuake(https://www.makuake.com/project/phonesoap/
phonesoapという商品がアメリカで発売され、注目を集めている。

これは、除菌効果が高いとされる紫外線UV-Cを使用して除菌する方法で、スマホを片手サイズのケースの中に入れて、10分で除菌できる、というというものだ。充電して何度も使用でき、スマホに限らずイヤホンやメガネなど、ケースに収まるものならばなんでも除菌できる。

価格は79.95$で別途送料がかかるが、現在のところ、スマホを除菌するにあたってもっとも効果的で手軽な方法だろう。購入を検討してみてはどうだろうか?

予防するのも重要

スマホの除菌方法について解説してきたが、除菌する前に、そもそもスマホに菌をつけないことを意識するのも重要だ。以下の2点に気をつけるだけでも、スマホにつく菌を大幅に減らすことが期待できる。

菌がつきやすい場所での使用を避ける

トレイでの使用を避けること。これだけで特に大腸菌などリスクある菌の付着を減らすことができるだろう。他にも電車内などの公共交通機関利用時なども同様にスマホに触ることを極力控えてみてはどうだろうか。また、最近では風呂の中で使う人もいるようだが、湿気は菌によっては増殖を促してしまう。これも同様にやめた方が良いだろう。

抗菌のスマホカバーや、フィルムを使用する

スマホにつけるカバーや、画面保護のフィルムの中には、抗菌効果のあるものがある。多少価格はあがるもの、菌を減らすためには、必要な投資だ。気になる人は使用を検討してみよう。

まとめ

いかがだっただろうか。
想像以上に多くの菌が付着しているスマホ。普段から、菌がつかないように注意し、正しい方法で定期的に除菌を行うことで、スマホを清潔な状態で保つようにしよう。
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