心地よい眠りのためのアロマのすすめ

世界的にみても、睡眠の状況がよくないとされている日本。仕事の忙しさや夜更かしが原因で、質の高い睡眠を取れていない人もいるのではないだろうか。そんな中、最近では眠る時にアロマを使っているという人が増えている。注目を集めるアロマの効果や、使い方について紹介していこう。


最近眠りの質が悪いと感じたり、寝付くまでに時間がかかると感じることはないだろうか?スマホをはじめとしてデジタル機器を深夜まで使うようになるなど、近年の睡眠環境は悪化していると言っても良いかもしれない。
そんな中、最近では眠る時にアロマを使っているという人が増えている。
今回は、注目を集めるアロマの効果や、使い方について紹介していく。

睡眠の現状

日本の睡眠時間は世界的に見ても少ないとよく言われるが、実際のところどうなのだろうか。
2019年の経済協力開発機構(OECD)の調査によれば、日本人の平均睡眠時間は442分(7時間22分)と世界的に見て最短レベルであることがわかっている。
中国、アメリカ、イギリス、フランスなどが軒並み500分を超えていることを考えると、世界的に見て日本人の睡眠時間はそもそも短いと言える。働き盛りの20〜40代男性に絞ってみると、その睡眠時間はさらに短くなる。
厚生労働省の平成29年国民健康・栄養調査報告(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/eiyou/h29-houkoku.html)によれば、睡眠時間が5時間以上6時間未満の人の割合は、20代男性で36.7%、30代男性で35.6%、40代男性では37.2%となっている。統計では6時間以上7時間未満の睡眠時間の人も同じく35%以上いるため、この世代の男性のほとんどが慢性的な睡眠不足の状態と言って良いだろう。

平成29年国民健康・栄養調査報告内では、睡眠で休養が十分に取れていない者の割合についても調査されているが、こちらでもほぼ毎年、20%以上の人が十分な有用を取れていないと回答している。

睡眠の重要さは繰り返し訴えられてきているが、長時間通勤や勤務時間の長さなど、様々な要因が重なり、慢性的な睡眠不足状態が当たり前になってしまっている。

注目を集めるアロマの睡眠効果

このような悲惨な睡眠事情に置かれる日本だが、近年はITの力で睡眠問題を改善しようとするスリープテックが注目され始めるなど、睡眠の質を改善し、きちんと睡眠をとりたいという意識は徐々に増えているようだ。

その中でも、誰もが気軽にできる睡眠の質改善の取り組みとして、アロマを使うということがあげられる。アロマというと、女性が使う美容向けのものというイメージがあるかもしれないが、実は医療やスポーツの現場など多くの場所で使われているのだ。

アロマとは

そもそもアロマ(aroma)とは、英語で「芳香、香り」という意味であり、アロマセラピーに使われるエッセンシャルオイルは、植物から抽出した香り成分のことをさす。

この香りを感じる嗅覚は、人間の感覚器官の中でも少し特殊で、受けた刺激は自律神経などと関係の深い視床下部や、ホルモン分泌に関わる下垂体を通る。このような仕組みにより、匂いというのは古来から人間の精神状態に影響を与えるものとして利用されてきた。

ではアロマにはどのような効果があるのだろうか。香りの種類によっても効果が異なるとされているが、一般的には以下のような効果が期待できる。

リラックス効果

自律神経に働きかけ、副交感神経が優位な状態をつくることで、精神的に落ち着きリラックスする効果が期待できる。

美容効果

ホルモンバランスを整えることで、肌の状態改善などの美容効果が期待できる。

抗菌・殺菌効果

前述の通り、植物から取られているアロマオイルは、匂いの効果だけでなく、種類によっては抗菌効果や殺菌効果があり、風邪予防などに使われることもある。
他にも、疲労回復や集中力をあげるなどの効果があるとされている。
ただし、睡眠に明確な効果があると証明されているかというと、現在のところ、アロマに使われるアロマオイルは医薬品扱いではなく、睡眠改善のために医者が処方するという状況ではない。あくまでも効果が期待できるというくらい、と捉えておくべきだ。リラックス効果など、睡眠に良さそうに思えるが、プラセボ効果があることを含めて考ると、睡眠に効果があると実証されているとまではいえないのが現状である。

アロマオイルの使い方

近年アロマディフューザーが流行っていることで、専用の機械がないとアロマを利用できないと思われがちだが、アロマオイルさえあれば、実は自宅にあるものを使って簡単にアロマを楽しむことができる。早速方法を紹介していこう。

枕に垂らす

眠る時に効果を得るためのもっとも良い方法は、横になりながら香りを感じられるようにすることだ。
枕の端に少し垂らしておくだけで、心地よい香りを感じながら眠りにつくことができる。直接枕に垂らすのは洗濯をしたりする上で気になる、という人は、コットンやティッシュにアロマオイルを染み込ませ、枕の脇に置いておくのも良いだろう。

蒸気を利用

こちらは、就寝の前に蒸気に乗せてアロマの香りを楽しむ方法だ。

マグカップなどに熱めのお湯をいれたら、そこにアロマオイルを数滴たらせば準備完了だ。お湯から昇る蒸気にアロマの香りと成分が混ざって、心地よい雰囲気を味わうことができる。

アロマバス

お風呂にアロマオイルを加えるのもオススメのアロマの利用法だ。匂いだけでなく、皮膚からもアロマ成分を取り入れることができる。肌荒れ等を引き起こさないよう、直接触れても良いものか確認し、用量を守った上で行うようにしよう。

オススメアロマ3選

一口にアロマといっても、実はたくさんの種類があり、それらの組み合わせなどから無数の香りができるため、これが良いと一概にいうことは難しい。それぞれの効能を確認しつつ、お気に入りの香りを見つけるのがアロマの楽しみの一つでもある。とはいえ今回は、saluce編集部オススメのアロマを3つ紹介しよう。

アロマ エッセンシャルオイル 選べる 精油 各5ml×6本セット(NAGOMI)

税込: 1,000円

NAGOMIから発売されている、アロマのお試しセット。
全35種類の中から、好みの6種類を選べるということで、アロマを始める人にはちょうど良い内容だ。コストカットを徹底した結果、1本170円弱という、アロマオイルとしては圧倒的なコストパフォーマンスの良さだ。

https://item.rakuten.co.jp/nagomisabo/nagomi_pure_try/

GAIA エッセンシャルオイル フェンネル・スイート 5ml

税込: 680円

GAIAから発売されている、フランス原産のこちらのオイルは、質が高いことで有名だ。酸化を防ぐためにボトル内に窒素ガスを入れる徹底ぶりで、これにより長期間の保存も可能になっている。香りもかなり種類があるため、本格的にアロマを試したい人はGAIAの購入を検討してみてはどうだろうか。

https://item.rakuten.co.jp/azbeauty123/gaia02-49/

ブレンドエッセンシャルオイル・おやすみ 10ml(無印良品)

税込: 1,590円

無印良品から販売されているこちらの商品。柑橘系の香りで、口コミでもこれを使い始めてよく眠れるようになったという人が多い。1本10mlと少し大きめのサイズで、安定したクオリティのため、アロマを始めるという人にはおすすめの商品だ。

まとめ

香りに対して、人間は想像以上に敏感であるため、アロマにも好き嫌いはあるはずだ。
しかし、多様な香りがあるからこそ自分の好きな香りを探し出すのもアロマを使う上で1つの楽しみである。
最近睡眠で悩んでいるという人は、一度試してみてはいかがだろうか。

https://item.rakuten.co.jp/azbeauty123/gaia02-49/

https://www.muji.net/store/cmdty/detail/4550002546977
ライザップ
ライザップ