人生がつまらない!?目標・夢・好きなことを見つけて人生を楽しむ

大きな変化のない毎日を過ごしていると、人生がつまらないと感じることもあるだろう。それとは逆に、毎日、活き活きと過ごしている方もいる。同じ人間なのに、つまらないと感じる人生と楽しいと感じる人生、それぞれにはどのような違いがあるのだろうか。この違いは、目標や夢を持っているのか、好きなことがあるのか、これが大きく関係している。今回は、人生がつまらないと感じる理由と、人生を楽しくする方法について紹介していく。


なぜ人生がつまらないのか

自宅と職場を往復する毎日

仕事の多くは、月曜日から金曜日まで平日の5日間はほとんど同じ流れになる。大半の方が週休2日、1週間の7日間のうち5日間もほとんど同じ生活をしているだろう。これが、ルーティーン化してしまえば、当然、日々を楽しむことなどできなくなる。通勤時間を含めると、1日の半分近くを仕事に費やしていることになり、仕事が充実していなければつまらない毎日になりかねない。

やりたいこと「目標・夢」が明確になっていない

誰もが子供の頃には、大きくなったらやりたい「目標・夢」があったもの。しかし、高校や大学を卒業し、社会に出るときには「目標・夢」を忘れてしまい、現実的な選択をする。そのため、仕事をつまらないと感じてしまい、結果的に人生がつまらなくなってしまう。学生時代に将来のことを考えて勉学に励んだ方は、明確な「目標・夢」を持って社会に出ていくため、毎日が充実したものになりやすい。

趣味がない

人生が楽しくなるには、仕事だけが充実しなければならないわけではない。人生は仕事だけではないのは当然のこと。仕事以外の時間、趣味の時間が充実していれば、人生がつまらないと感じることはないだろう。何があっても夢中になれるような趣味・好きなことがあれば、つまらない仕事であっても趣味・好きなことのために働くというモチベーションが生まれる。

他人とのコミュニケーションが苦手

人間が生きていくためには、家族も含めて他人とうまく付き合っていかなければならない。特に、会社勤めの場合はなおさらである。常に他人の目を気にしてしまったり他人に無理に合わせてしまったりすると、コミュニケーションも難しくなっていくもの。他人とのコミュニケーションが苦手になってしまうと、本音で付き合える人がいなくなり精神的に孤立してしまう。

自己肯定感が低い

自己肯定感とは、自らの存在を価値があるものと受け入れられること。自己肯定感が低くなると、自らの価値が低くなってしまう。そうなると、何を考えるにもネガティブな思考となってしまい悪循環になる。他人と比べて自分の置かれた状況に、悲観的になったり劣等感を持ったりしてしまう。自己肯定感が低くなりすぎてしまうと、精神的な健康を害することもあり注意が必要である。

心身の健康状態が悪い

つまらないと感じる毎日を解消するために、暴飲暴食してしまったり休日をダラダラと過ごしてしまったり、このような生活が続けば当然、身体的な健康を害してしまう。また、人生がつまらないと深く悩んでしまうと、精神的な健康をも害してしまう恐れがある。ストレスの多い現代社会では、うつ病などの気分障害を呈することは珍しいことではない。

人生を楽しくする方法

やりたいこと「目標・夢」を明確にする

誰もが持っていた子供の頃の「目標・夢」。大人が持ってはいけないわけではない。むしろ、大人だからこそ「目標・夢」を明確にすることが人生を充実させるためには大切である。仕事にやりがいを求めるのもよし、趣味に生きがいを求めるのもよし、考え方は人それぞれである。仕事に生きがいを求めるのであれば、積極的に企画を出す、異動を申し出るなどしてもよい。また、思い切って転職することも一つの選択だろう。もちろん、仕事以外に生きがいを求めてもよい。何があっても夢中になれることが趣味としてあれば、それを励みに仕事を頑張り抜くことができる。

笑顔を絶やさない

他人とのコミュニケーションが苦手だからといって、必ずしもコミュニケーションの練習をする必要はない。他人との関係性に悩むことは多くあるだろうが、解決方法としては相手を変えようとしないこと。いくら相手を変えようとしても、簡単にこちらの都合が良いように変わってはくれないものである。それならば、自分が変わればいい。例えば、常に笑顔を絶やさず、可能な限り明るい印象を相手に与えるようにすることである。もちろん、TPOをわきまえなければならないが、明るい印象の相手を不快に感じる人はいないだろう。他人との関係性に悩むならば、思い切って自分から変わってみるとよい。

自己肯定感を高める

自己肯定感を高めるためには、まず自分を認めてあげることである。人間は誰でもネガティブな思考におちいることはあるもの。大切なのは、そのネガティブな思考に悲観的になるのではなく、一度認めてあげることである。その後、出来るだけポジティブな言葉を発したり、ポジティブな思考を意識する。意識してポジティブになることで少しずつ自己肯定感は高まってくる。

心身の健康状態を整える

心身が不健康であれば、人生はつまらないものになりやすい。心身の健康状態を整えるためには、以下のことに気をつけるとよい。

・規則正しい生活
・1日3食、バランスの良い食事
・適度な運動

一年に一度は健康診断を受け、自身の健康状態を把握することは大切となる。また、現在、心身の健康状態に不安がある場合は、最寄りの専門医に診てもらうことが必要である。

とにかく行動するのが大切

人生を楽しくする方法が分かったとしても、それができるなら始めから悩んでいないと反論する方もいるだろう。人生を楽しくする方法は、ここに挙げた以外にも人それぞれある。自分に合った方法を見つけるためには、行動することが何より重要である。行動しなければ何も始まらない。まずは、何かきっかけになる行動をすることである。

本を読んでみる

人生を考えさせられるような自己啓発本だけでなく、小説や著名人の自叙伝などどんなジャンルでもよい。本を読む習慣のある方であれば、普段は選ばないようなジャンルの本を読んでみることもおすすめである。インターネットにより情報が溢れている現代社会であるが、やはり本から得られる知見は貴重なもの。最近では、マンガでも様々なジャンルのものがあり、読みやすい。

人生が充実している方から話を聞く

人生の先輩や友人など、人生が充実しているような方とのコミュニケーションからは得られるものが多い。日常生活の中では学ぶことができない貴重な話を聞ける場合もあるだろう。また、どのような相手であっても人生について真面目な話をすることにより、普段は意識していなかったようなことに気づくことがある。他人とのコミュニケーションによって、自分の頭の中の考えがまとまる。一人で思い悩んでいても堂々巡りになってしまいがちだが、様々な意見を言い合うことによって考えが明確になることはよくある。

迷うなら行動する

たいていは、週に2日の休日があるだろう。その休日を何もせず、部屋でダラダラと過ごすことも必要な場合はあるが、できる限り何かしらの行動をすることが人生を楽しいものにするきっかけにつながる。もし、迷うことがあるのなら行動に移してみる。迷っていては何も始まらない。例えば、学びたいことがあるならば、それに関する本を買う、スクールの案内を取り寄せるなど。行動をすることで、常に前に進むように心がけることが大切である。

まとめ

人生は人それぞれに様々な形がある。同じような生活をしていても人生が楽しいと感じる方もいれば、人生がつまらないと感じる方もいる。人生は、他人と比べるものではない。自らが楽しいと感じることができるならば、良い人生である。楽しい人生を手に入れるためには、どのような方法を選択するのであれ、全ては行動することから始まる。どんな些細なことでもよいので、まずは行動してつまらない人生とはサヨナラしよう。
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